スタンスを取るには自分の球質を考えなくてはいけません。
スライスが出る人は腰が早く開くので、左足のつま先は広げないようなスタンスが必要です。
バックスイングが浅い人は右足のつま先をやや多めに開けばバックスイングは容易になります。
スタンスは何時の方向に足を向けるのが正解?
スタンスは普通ほぼ平行にすると腰の切れが良くなりスイングスピードは上がるでしょう。
つま先を多く開くと体が回りすぎることもありますが、自分に適した開き方を早くつかむことが大切です。
右足つま先の開く角度は(短針)
- 11時30分 バックスイングが窮屈になり浅くなる
- 12時00分 体に柔軟性があるとインパクトが強くなる
- 12時30分 無理のない自然なスタンスになる
右足の開き方はゴルファーのバックスイングを基本に考えなくてはいけません。
右ひざがバックスイングで動く人は12時00分が膝も固定できて打ちやすくなるでしょう。
左足つま先は
- 12時00分 腰の切れが良くなる方向性が良くなる
- 12時30分 体重移動がスムーズになる(ダウンブローで打ちやすい)
- 11時00分 腰が流れてスライスになりやすい、目標を外すことが多くなる
つま先の開き方は自分の球質を考えて行うことが望ましいのですが、以上のことを参考にしてトライしましょう。
スライスを防ぐ右足つま先の開き方
右足のつま先を広げると下半身の突っ込みが遅くなり、スライスはいくらか解消するかもしれません。
下半身が左足に必要以上流れるからスライスの原因になっていると思います。
スライスの人がつま先を考えるのなら
- 下半身が流れない左足つま先を12時に合わす
- 右つま先は12時30分に合わす
- 両足のつま先を12時に合わす
つま先を開くということで回転は容易になりますが、その分余計に動きすぎミスショットになるケースも多くあります。
自分のショットをよく分析して対処することが肝心です。
つま先のことをとやかく考える前に、身体に柔軟性があるのか考えましょう。
柔軟性があると12時のつま先でもバックスイングは左肩が顎の下に十分収まります。
フォローではシャフトが目標を指すまで振り切れるでしょう。
参照
クローズドスタンスでの右足と左足の置き方
ゴルファーは自分の球質に満足できないから、スタンスなどをいじりまくりますが、本当は大間違いです。
スライス矯正をクローズスタンスで対処するのは危険すぎます。
スクエアスタンスでボールが曲がるのは
- スイングが間違っている
- スタンスを変えるのはその場しのぎ
- スライサーは右を向いて打つ(スタンスは変えない)
クローズスタンスで一時的に直っても次に待っているのは、地獄です。
スライスの矯正はボールが曲がる方角を向いて打てば必ずまっすぐ飛ぶのです。
その理由はスライサーが右を狙うと余計スライスになると頭で考えるから、体が速く反応して右に飛ばなくなります。
ゴルフ場でスライスが出てOBになるともっと左を向くのは危険すぎます。
果敢にスタンスは右を向いて打ってみましょう。
クローズスタンスは右を向くのと全く同じことで改めて取り入れることではありません。
参照
スタンスでの右足左足の体重を正しいかけ方とボール場所
スタンスの体重のかけ方はドライバーとアイアンでは多少違いがあります。
その違いは打つ球質に大いに関係しています。
参照
ドライバー
ドライバーの両足の体重は真ん中に立つ人と右足に体重をかける人に分かれています。
どうしてドライバーは右足に多く体重をかけるのかは球質とスイングはアッパブローに打つからです。
左足に多く体重をかけると多くは明治の大砲になってしまいます。
アイアン
アイアンの体重のかけ方は様々ですが、どちらかというとほとんどの人は左足体重が多いように思います。
その理由にアイアンはほとんどコントロールショットになりフルショットと違いダウンブローで打つからです。
ダウンブローは左体重でボールを右側にセットいますが、容易にボールが打てるから左体重がいいのです。
参照
アプローチ
アプローチの体重のかけ方は、ほとんど左足で立っているような感じになります。
それはグリーン周りが左上がりで、真ん中に体重をかけて打つとほとんどダフリになるでしょう。
正確にボールをヒットする方法が極端な左足体重になっています。
アプローチの体重のかけ方は
- 左足8割
- 右足2割
- 腰は左足の上に乗せる
- ボールは右足の前
- グリップは真ん中よりわずか左
- フェースはカップを向く
このようなアプローチショットは傾斜角度にも関係していますが、フェースを開くと方向性が安定せずあまり感心しません。
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